【イベントレポート】美里グリーンベースを見学して、食と農業の未来を体感してもらった。

久しぶりの投稿となります、未来戦略部の西古 紋です。

2023年も年の瀬の頃、12月17日(日)に美里グリーンベースで美里町の親子見学ツアーを実施しました!

今回はイベント企画の背景と、様子を少しだけお伝えできればと思います。

「美里という地域と人と文化に根付く工場でありたい。」

美里グリーンベースは5.1ヘクタール(サッカーコート7.5面分に相当)の巨大な植物工場ですが、意外にも町内の方々の認知度は高くないようです。

次世代の植物工場ですから、地域の方々にはぜひ中を見て、体感してほしいと広報担当として考えてはいたものの、

「いつかやりたいよね」は実現しないのはベンチャーあるある。

ただ、食の農業の未来を学ぶスポットとして、美里グリーンベースや舞台ファームほど最適な場所はないと入社後から常々感じていました。

そんな思いをくすぶらせながらFacebookを通して知り合い(友人)になっていた、美里町地域おこし協力隊の大村 昇(おおむら のぼる)さんに相談したところ、

「ぜひ、やりましょう。」と二つ返事をいただき、地域おこし協力隊にイベント参画いただくこととなりました。

美里の田園に横たわる巨大な植物工場

持続可能な農業を学ぶ、そして楽しめるツアーをつくる

舞台ファームの会社のビジョンは「未来の美味しいを創る。」

今の子どもたちが大きくなった20年後、30年後を見据えた長期的なプロジェクトであり、弊社の存在理由です。

食料の安定生産・供給が様々な要因で難しくなっている日本では、業界構造のパラダイムシフトが各地で起こり始めています。

また生産現場においても最新テクノロジーやIoT技術を活用した生産性向上が進んでいます。

舞台ファームがたどり着いた一つの解決策が「美里グリーンベース」。

美里グリーンベースの生産性向上の取り組みや、なぜ植物工場というものが必要だったのか?日本の食と農の課題と未来までを一つのコンテンツにすれば良いじゃないか。と

そのような結論に達し、今回、地元親子向けのイベントを企画してみました。

チラシ作成も集客も大村さんにほぼ任せきりでした。本当にありがとうございました!

また、今回スペシャルメンバーということで、地元認定こども園で保育士をされている白旗 隼(しらはた じゅん)先生にも運営メンバーに加わっていただくことになり、隼先生には一緒にワークショップを企画いただきました!

親子イベントの最強のチームが誕生。

イベント当日。まずはお勉強タイム

イベント当日、まずは農業の課題や私達の目指す未来の形をお伝え。

子ども達にはちょっと難しい話?もあったかもしれませんが、みな真剣に聞いてくれました。

私達の目指す「未来の美味しいを創る」「食の安心・安全・安定を目指している」

というミッションには、保護者の皆様が深く頷いておられたように感じました。

子を持つ親だからこそ、彼ら彼女らの食の未来について興味を持っておられたかと思います。

次世代の植物工場を体感

次は実際に工場内を歩いて回ります。

野菜が工場で作られているって、実際に見てみないと想像しづらいかもしれません。

太陽光が降り注ぎ、土で野菜を育てる美里グリーンベースを見ることで、工場でも健康的な野菜が育つ様子を体感いただきました。

「工場野菜」の印象を聞くと畑の方が健康的な野菜が育ちそう!と皆さん言いますが、実際に見ると印象が変わるようです。

レタス試食の様子。

苦味を調整したレタスなので、野菜が苦手な子どもたちも食べてくれました。(それでもちょっと渋い表情 笑)

レタスポット作りのワークショップ!

つづいて、舞台ファームの根付き土付きのレタス「つみたてサラダ」を入れるレタスポット作りをするワークショプを開催しました。

レタスポットとは・・・根付きレタスを自宅のキッチンなどで保管する時に使っていただきたい「コレ」

ここからは隼先生に進行をバトンタッチ。

制作に必要な道具の準備や、安全配慮、子どもたちとの接し方はさすがプロ。

じゅん先生に教えてもらいながらポットの制作を進めています

完成!

お家で楽しんでみてくれるといいなあ^^

編集後記

美里グリーンベースで初めて一般向けにイベントを企画してみて、非常に手応えを感じています。

工場で野菜を作っているという状況は、見学するだけでも非常に面白いですが、冒頭書いた通り、なぜ、野菜の安定生産は難しいのか?なぜ、工場が必要だったのか?なぜ、美里町で事業をやっているのか・・・。このなぜ?をたくさん持ち込んでいただき、実際に体感しながら学びを深められるような体験型ツアーができると非常に面白いかと思います。

普段から業界を代表し、ビジョンを語らせていただく機会の多い弊社ですが、多くの方に体験型のコンテンツと合わせてお届けしながら、今後も「未来の美味しいを創る」を体現できればと強く思いました。

次回開催は未定ですが、2024年はこのような体験型イベントを企画したいと思いますので、SNSや舞台裏のフォローお願いします!

隼先生と、美里町出身の大学生でイベントをヘルプしてくれたみさきちゃん(通称おみさ)
ありがとう!

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未来の食料供給システム創る。

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