浪江町・東京農業大学との連携事業による浪江町での復興田植えイベントを開催

令和5年5月14日(日)に福島県双葉郡浪江町の福島舞台ファーム浪江圃場にて、田植えイベントが開催されました。

本イベントは浪江町、及び東京農業大学との農業復興に関する連携協定に基づくもので、今年5回目となります。

件は「大学等の復興知を活用した福島イノベーション・コースト構想促進事業」の一環として、行われたもので、東京農業大学の学生と、浪江のお米をパックライスとして販売しているアイリスオーヤマ社の有志社員及び同社が支援する子ども食堂の皆様、総勢約100名に参加いただきました。

100名が畦道に並び一斉に田植えをスタート。1時間かけて100名で田植えを行なった後は、最新鋭のGPS付田植え機によるデモンストレーションを実施。有志メンバーが試乗を実施しました。先ほどまで汗をかいて田植えを行っていましたが、あっという間に同じ面積を植えていく姿に歓声が漏れていました。特に初めての経験となった子供たちにとって、高速で動く田植え機への市場はとても良い想い出になったのではないでしょうか。

また、当日はアイリスオーヤマ社より昨年の稲刈りで収穫した「復興浪江米」で作られたおにぎりが配られ、参加者は圃場の隣でお米を美味しくいただきました。浪江町特産の貝など、工夫された具材も良いハーモニーとなり、大変味わい深い昼食となりました。

アイリスオーヤマ 大山晃弘社長より

ー今回のイベントの感想

私自身今年で3回目の参加になりましたが、今回は初めて子供食堂の子どもたちにも参加していただきました。農業の楽しさや辛さ、自然環境の厳しさなど実際に体験いただける機会が作れて良いイベントになったと思います。

食生活が変化していく中で、市場では「新しい価値」が求められています。舞台ファームとアイリスで協力しその価値を創り出せたらと思っています。

アイリスオーヤマの大山晃弘社長

東京農業大学 1年生 城間さん

ー今回のイベントの感想

手で田植えをする機会は中々無いので、貴重な体験となりました。1時間ほど全員で手植えをしたあとに田植え機の実演にも参加し、大規模農業の必要性が上がってきているなかで効率化の大切さを体感できとても楽しかったです。

東京農大の城間さん
手植えの後、
最新のGPS補足付き田植え機にて実演

舞台ファームグループは、福島沿岸地域の復興と農業の担い手育成に、引き続き取り組んでまいります。

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