地域を巻き込み、農業を儲かる産業に変えていく(社員インタビューVol.3)
本企画では舞台ファームグループで働く人について、社員インタビューを通してご紹介していきます!
今回は、アグリ再生部の高橋さんです。高橋さんは舞台ファームで主に自治体との連係事業を担当されています。自治体を通して地域農家の経営支援や産地化促進、復興支援事業など、多岐にわたる業務を行ってきた高橋さんのこれまでの歩みを振り返っていただき、今後の目標も伺いました!
◆高橋さんのプロフィール
アグリ再生部 高橋課長
宮城県仙台市出身。鉄鋼メーカーに12年勤務。その後地元仙台に戻り、舞台ファームで農業研修生として参画したのち、舞台ファームへ入社。アグリ再生部にて自治体と連携した実践型農業コンサルティングなどに従事。農家へ経営の勉強会や産地化促進、復興支援事業などを担当している。趣味はムエタイとサル山観察。
趣味はサル山観察?!!
高橋さんは動物が大好きで、サル山をじっくり観察していると社会の縮図が見えてきておもしろいんだとか。いつか高崎山自然公園に観察に行きたいんだって!
ーー舞台ファームへ入社したきっかけを教えてください。
前職は鉄鋼メーカーに12年間勤務していましたが、Uターンを考える中で少しでも好きなことを仕事にしたいと思いました。 昔から生き物が好きだったため農業に注目しました。 今思えばとても安易な考えですが、何か強い直感が働きました。最初は農業研修生として国から補助金をもらいながら舞台ファームで研修をしました。研修中は茨城県境町や福島県浪江町の連携事業、農業者とのお米の買取などに携わりました。農業を儲かる産業に変えていくという圧倒的なビジョンに共感したのと、会社の成長性に大きな可能性を感じ、農業をやるならここしかないと思い入社を決めました。
ーー実践型農業コンサルティングとはどのような取り組みですか?
自治体と連携し、農家への経営支援や勉強会開催、産地化支援を行う仕事です。宮城県美里町、石川県七尾市、福島県浪江町、同双葉町、茨城県境町など全国各地の自治体と取り組みを行っています。
私たちは巷によくある「農業コンサル」とはあえて一線を画す意図で、"実践型農業コンサルティング"と呼んでいます。実践型農業コンサルティングは、地域農家や農業法人が「食える」・「自立した」状態を理想としています。舞台ファームが農業会社として大手小売業や外食チェーンとの取引する中で培った経験やノウハウを教示したり、共同で取り組みに参画いただくことで自立した農業経営や地域農業を創出する事業です。
ーー今までの業務で大変だったことはありますか?
「地域を何としても活性化させていきたい」という強い思いを持つ自治体の皆さまからの委託事業となりますので、とても緻密で神経を使います。地域の農家や住民の方々に「舞台ファームと取り組んで良かった」とご納得いただくためにも丁寧なコミュニケーションは不可欠です。初めはお互いそれぞれの立場があり、真に理解まで時間を要しましたが、共通の目標を掲げてプロジェクトを推進する中で強い関係となり、現在では素晴らしい協力体制を築くことができています。弊社と自治体、農家がチームとなり全員で同じ方向を向かなければ良い取組はつくれませんので、関係構築には十分に気を配っていますね。
ーー今後の目標を教えてください。
既存のお取組み先への継続的な支援を行なっていきながらも、産地開拓や新規事業などの新たな道も切り拓いていきたいと思っています。プライベートでは、ムエタイはまだ初心者なので、今後は大会に出られるよう精進します。
何事も、継続することを大切にしています。要領よく同時に色々こなすのは苦手なので、やると一度決めたことを継続できるよう心がけてます。結果が出るともちろん嬉しいですが、継続できているという事実そのものが自信になっています。