【イベントレポート】福島・浪江圃場で東京農業大学の学生向け農業インターンを実施

 2024年8月20日(火)、東京農業大学の学生を対象に農業実習インターンを実施いたしました。3日間の農業実習の一環として行われ、福島舞台ファームでは、農薬散布や草刈りなど農作業実習をメインに担当させていただきました。

インターンを担当した、福島舞台ファームの畠山さんからのイベントレポートをご覧ください。

より実践的で"リアルな"農業体験を

 今回のインターンは、1年生3名、3年生1名の計4名が参加し、「農業用ドローンでの農薬散布」「圃場畦畔の草刈り作業」この2つを体験していただきました。当日はどんよりとした天気ではありましたが雨は降らずに、無事、予定していた作業を圃場で体験していただきました。参加したみなさんは、これまで農作業の経験がないとのことで、初めての体験にワクワクしている様子でした。        

 ドローン農薬散布では、使用する薬剤の希釈とドローン散布の補助作業を行っていただきました。作物に薬害が出ないように規定量で農薬を希釈し、農薬とドローンのバッテリーを機体にセット、散布作業開始といった流れで学生にも作業行っていただきました。

ドローンの操縦については資格が必要なので、補助作業のみの体験となってしまいましたが、初めて見るドローンのサイズ感や作業スピードの速さに驚いている様子でした。

農薬やドローンについての説明の様子
刈払い機の使用方法を説明している様子

 圃場畦畔の草刈り作業については、しっかりと安全に作業を行えるようにレクチャーした上で、実際に作業にあたってもらいました。私たちも日頃から感じることですが、農作業において、草刈り作業が一番ハードな作業だと感じます。

学生たちは初めての草刈り作業で、慣れない刈払い機の扱い方に苦戦しつつ、なんとかやり遂げていただきました。

農薬散布ドローンと記念撮影

農場は「キレイゴト」だけではない。でも、それを上回る喜びがある仕事。

 農業は、おいしい作物を作り続けるという大きなミッションの中で、課題もたくさんあります。体力的にハードな作業も多々ありますが、作物の生育していく姿や収穫の喜びなどを直に感じられる仕事です。今回のプログラムだけでは伝えきれなかったこともありますが、引き続き、東京農業大学とは稲刈りイベントも予定されておりますので、このような取り組みを通して、食や農業について考えるきっかけになればいいなと思います。(畠山)

→福島舞台ファーム畠山さんの記事はこちら

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