業務用米の新たな主力「にじのきらめき」――舞台ファーム・高橋課長に聞く
米卸の現場で見えた「にじのきらめき」の可能性
Q.:高橋課長、舞台ファームが注目している「にじのきらめき」について教えてください。
高橋課長:当社事業の一つとして、自社農場を含む生産者からお米を仕入れ、実需者に届ける役割を担っています。その中で「にじのきらめき」は、昨今の異常気象、特に猛暑に強く安定した品質が実需者から高く評価されています。また生産者側からは手取り収入が増えると好評で、双方のニーズに合った品種だと感じています。
実需者が求める「品質と価格のバランス」
Q.:実需者が評価するポイントについて、具体的に教えてください。
高橋課長:「にじのきらめき」は、業務用米に求められる「品質と価格のバランス」をしっかり押さえています。もちもちした食感や大粒で見た目が良い点が評価され、精米後の歩留も高いことから、中食や外食を中心にこの2年で一気に採用されました。業務用が求める中価格帯ニーズにマッチし、当社販路の拡大にも繋がっています。
生産者も納得の収益性
Q.:生産者にとって「にじのきらめき」の魅力は何ですか?
高橋課長:生産者からは、「にじのきらめき」は肥料を多く使用するものの、多収であることから結果的に収益が増えたとの声を多く頂き、契約栽培先が広がっています。この品種を選ぶことで、収益面でも大きなメリットを享受できているようです。
業務用から家庭用へ、広がる可能性
Q.:今後の展望についてはいかがですか?
高橋課長:「にじのきらめき」は業務用での需要が中心ですが、家庭用としても注目されています。食味が良く、安定した品質なので、スーパーなどの販路拡大にも期待しています。生産者と実需者をつなぐ米卸として、この品種を通じて新しい価値を提案していきたいです。
業務用米の次世代エース「にじのきらめき」
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