【社長賞】「多国籍の収穫チームを鼓舞するムードメーカー」美里グリーンベース 収穫チームリーダー・引地みつ恵さん

社長賞受賞者インタビュー:引地みつ恵さん

先日行われた事業方針発表会にて、第21期のMVP社員を表彰する「社長賞」の発表がありました。

引き続き、受賞者へのインタビューを行いました。3人目は、美里グリーンベース(植物工場)にて主にレタスの収穫を担当している引地みつ恵(ヒキチ ミツエ)さんです。

引地さんのプロフィール

入社4年目。宮城県塩釜市出身。

中高と、バレーボール部入って毎日汗を流していた。そのせいかいつの間にか、声が大きくなり、いつも元気だねと言われるようになったそう。今はその高校のバレーボールの同級生と、一緒に食べ歩きを毎月一回行くのが唯一の楽しみなんですって!


授賞式の様子。(引地さんは残念ながら欠席のため代理で工場長が受け取りました)

Q.社長賞受賞おめでとうございます!まずは率直な感想を聞かせてください。

引地: 最初は、自分がこの賞を受け取っていいのかという気持ちが強くて、喜びよりも戸惑いが大きかったです。本当に、私がこの賞をいただけるのは奇跡に近いことだと思いました。

工場の立ち上げから3年間、美里メンバーのみんながそれぞれ大変な思いをしてきました。ここまで来られたのは皆さんのおかげです。一緒に頑張ってきた仲間たちと、毎日「ここからが本番だ」という気持ちで取り組んでいます。インドネシアの方々も加わり、さらにパワーアップした美里グリーンベースを楽しみにしてください。

Q.引地さんの普段から周りを気にかけて鼓舞してくださる姿勢がまさに今回の社長賞の決め手かと思います。普段どんな業務を担当していますか?また、その中での嬉しいことや大変なことを教えてください。

引地: 普段は収穫作業を行っています。主に業務用や小売用のレタスを、それぞれメンバーと協力して収穫しています。

この仕事で嬉しいことは、幅広い年代の人たちと一緒に働けることです。若い世代から人生の先輩まで、いろいろな人と一緒に仕事をすることができます。また、やった分だけ感謝の言葉をいただけるのが嬉しいです。やはり仲間たちが笑顔になってくれるのが一番の喜びです。今は収穫エリアにエアコンも完備されて快適な環境で働けていますが、以前は暑い環境の中皆で声をかけ合いながら頑張っていました。今は本当に働くのが毎日楽しみです。

今年から収穫エリアにテントとエアコンが設置され涼しい中で収穫ができるように。

一方で、言葉の壁がまだ課題だと感じます。ネパールやインドネシアの方々も一生懸命日本語を勉強してくれていますが、作業の共有がうまくいかないことがあります。コミュニケーションを改善し、もっとスムーズに作業が進むようにしたいです。

Q.引地さんは美里グリーンベースのムードメーカーですよね。よく外部の方からも工場の雰囲気が良いと言われますが、その要因は何だと思いますか?

今まで色々な仕事をしてきましたが、こんなに人柄の良い人が集まっているのは稀だと感じます。悪い時は指摘し合えるし、良いことがあれば頑張ったねって声をかけながら褒め合えるメンバーが集まっています。

あとは、とにかく仕事に対して真面目な方が多いです。そんな良い雰囲気の環境で働けていることが本当にありがたいです。

Q.私も引地さんと働けることがありがたいです!最後に今後の目標などを教えてください。

引地:目標は、今年度の美里グリーンベースを舞台ファームでダントツで一番の黒字事業にすることです。そのためにチーム力をもっと高めていきたいです。

あと、目標というか夢ですが、私たちのレタス、サラダの魅力を宮城県内だけでなく、全国、世界に広めたいと思っています。最近は朝ごはんを食べていない子どもが多く学力の低下につながっているという話を聞きます。なんとか朝ごはんを食べてもらうことような仕組みを作りたいです。「レタス館」のような形で、サラダやおにぎりを食べられる場所を作ってみたいです。近所のおばちゃんにもよく話していますが、そんな誰もが寄れるような場所を作りたいです。

未来戦略部の皆さんが行なっていますが、職場体験や工場見学を通じて子供たちや地域の方々にレタスの魅力を知ってもらう活動を増やしたいです。そこから、家族や友人に広めてもらえるようになると思います。

あと直売会などもやっていますが、まだまだ皆さんに魅力が伝え切れていないので、もっともっとPRしていきたいと思います。ぜひ今度私もマネキン販売や直売の機会があれば参加させてください!

今後も色々企画していく予定ですのでその際はぜひお願いします!
ありがとうございました!!そして、受賞おめでとうございます!!!

社長賞受賞の記念撮影の様子。(引地さんは残念ながら欠席のため代理で工場長が受け取りました)

編集後記

今回のインタビューでは、美里グリーンベースのムードメーカーである引地さんにお話を聞きました。いつも元気いっぱいで周囲を明るくする天才の引地さんはやはりエネルギッシュでお話ししているだけでこちらまで元気になってしまいました。最後に「吉永さん!目指すは日本一ですよ!頑張りましょう!」という鼓舞をしてくださり、「うおぉぉ!頑張ろう!」と火がつきました。(吉永)

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