【社長賞】「会社のハブ。美味しい商品は美味しい野菜の仕入れから。」食品製造部 原菜課・小野寛人さん

社長賞受賞者インタビュー:小野寛人さん

先日行われた事業方針発表会にて、第21期のMVP社員を表彰する「社長賞」の発表がありました。

引き続き、受賞者へのインタビューを行いました。2人目は、本社食品製造部にて主に野菜の仕入れ・管理を担当している小野寛人(オノ ヒロト)さんです。

小野さんのプロフィール

入社7年目。宮城県七ヶ浜町出身。

趣味はスポーツ観戦。特にサッカーが好きで、地元宮城のプロサッカークラブ「ベガルタ仙台」を30年近く応援!アウェイ戦を見に行くこともあるんだそうです。


授賞式の様子

Q.社長賞受賞おめでとうございます!まずは率直な感想を聞かせてください。

小野: ありがとうございます。まさか自分が受賞するとは思いませんでした。普段から部門を超えて皆さんと協力しながら仕事をしているので、自分を評価していただけたことは嬉しいです。他にも頑張っている人はたくさんいるので、賞に恥じないよう努めていきます。

Q.小野さんが普段どんな業務を担当しているのか教えてください。

小野: カットサラダの原料となる野菜(原菜)の仕入れと冷蔵庫での入出庫管理です。

仕入れは、営業がこれからどんな商品を開発・販売するか、製造現場での使用量・歩留まり、お客様からの受注量など、色々なことを考慮し、先を見越して生産者さんに依頼します。品目によりますが、長いと播種(種まき)から収穫まで3〜4ヶ月かかるので、現在は来年の1〜2月あたりに使う原料の仕入れ準備を行っています。

Q.普段の業務ではどのようなことを心掛けていますか?

小野:原菜課は会社のハブだと思っています。目立たない部署ではありますが、目立たず、工場が正常に回ることが重要だと考えています。

毎日の原料管理業務では、製造現場に良い質の原料を定刻までに提供しないと製造が滞り、その先の配送部門やお客様に迷惑がかかります。各部門が動きやすいように業務を進めることが大切だと感じています。ただ、受け身で仕事をするのではなく、様々な人とコミュニケーションをとり、工場が円滑に回るよう取り組んでいます。

仕入れは、適量を適正な価格で仕入れることが重要です。買いすぎると在庫になり、高ければ利益が減り、品質が悪ければ作業の工数が増えます。良いものを適正な価格で、適正な量で仕入れられるよう努めています。

Q.先日、生産者の産地を訪問していましたね。今後、どのような取り組みをしていきたいですか?

小野:長野と群馬の生産者を訪問しました。直接生産者と繋がることで、生産者を応援することができます。困り事があれば一緒に解決できるような提案をしていきたいです。

例えば、生産者同士が繋がり、意見交換をし、困りごとに対して他の産地での解決策を共有したり、備品の共同仕入れなどコスト面で力になれることがあるかもしれません。単純な野菜の売り買いではなく、農家さんの収入が少しでも増えるような取り組みを一緒に行っていきたいです。実は前職でも生産者とメーカーを繋ぐ仕事をしていたので、その経験を少しでも活かせればと思います。

群馬の産地訪問の様子。小野さん(左)とキャベツ生産者の戸部さん

Q.小野さんから見て、舞台ファームはどんな会社だと思いますか?

小野:カットサラダはどこのサラダよりも美味しいと思っています。うちの商品を喜んでいただいているお客様の声が届いており、その声が仕事のやりがいになっています。

また、誰にでも挑戦するチャンスをいただける会社だと思います。昔は、農場の手伝いで大根の収穫や、カット工場で製造の仕事など、部門の垣根を超えて色々な経験をさせてもらいました。その経験が今の業務で行かせていると思いますし、自分に合ったポジションで活躍できる会社だと思います。

最近はSlackでの他部署の業務も見えやすくなりましたし、現場で出た改善点などの意見を経営陣に提案しやすい会社だと思います。どんどん会社は良くなっていると感じます。最近は若手も増えてきたので、今までに無かった価値観が合わされば、より良くなっていくと思います。

Q.ありがとうございます。最後に今後の目標などを教えてください。

小野:これから更に舞台ファームが成長していく中で、一人一人が自分の仕事に責任を持つ必要があると思います。自分を1番変えられるのは、自分だと思っているので、どんな仕事も誇りを持って取り組み、自分に恥ずかしくないような姿勢で業務に取り組んでいきます。

原菜課は、色々分からないとできない、自然と全体が見えてくるポジションだと思っています。元原菜課のメンバーには、営業になった川淵部長や、堺グリーンステーションの佐藤センター長がいらっしゃいます。自分もお二人に続けるように精進します!


ありがとうございました!!そして、受賞おめでとうございます!!!

編集後記

今回のインタビューでは、小野さんの内に秘めた熱い想いと、経営陣の考えを前向きに実行しようとする姿が伝わってきました。毎日、工場からカット野菜が滞りなく出荷できるのは、舞台裏で活躍するメンバーがいてこそです。社内での小野さんを見ていると、生産者など仕入先や、製造、営業、各拠点のリーダー、事務担当など様々な人と常にコミュニケーションを取っています。私も商品開発の際は、原料のことで相談に乗ってもらい、生産者や産地を考慮した提案をしていただき、会社のこれまでの取り組みや野菜のことなど、本当に色々と教わっています。これからも、未来の美味しいを「共に」創っていきましょう。(齋藤)

close
未来の食料供給システム創る。

メールアドレスを登録すると最新情報が届きます。