【舞台人】「美里グリーンベース」で働く人にインタビュー!

未来戦略部の西古です!
舞台ファームで働くみなさんにインタビューしていく企画【舞台人】の第1弾ということで、日本最大級のレタス植物工場「美里グリーンベース」のスタッフの方々にお話を聞いてきました!
美里GBのパワースポット、ハスタック工場長!
まずは、美里グリーンベース工場長のハスタックさん、通称"ハッピー"さん!
ハッピーさんはインド出身で16歳から日本に住んでいるので、本人曰く「半分日本人」とのこと。
工場長としてレタスの生育・出荷計画・人員配置など工場の全リソースをマネジメントしています。
ブシャン・ハスタック
美里グリーンベースの工場長。インド・デリー出身。16歳の頃、父親の仕事の関係で日本へ。インド料理屋の経営や自動車販売店の経営したのち、舞台ファームへ入社。
特技はインドカレー作り。(プロです 笑 ) 先日は10年ぶりに冬瓜カレーを作った。好きなことは休みの日に子供と遊ぶこと。先日は仙台のアンパンマンミュージアムに遊びに行ったそう^^

_ハッピーさんはインド料理屋や自動車販売の経営など異色の経歴をお持ちですが、現職でのやりがいを教えてください!
ハッピー_植物工場をマネジメントする仕事はとてもおもしろいです。「植物工場」と聞くと自動化されたルーティン業務をイメージされますが、実際は自然と植物を相手にしているので、状況が毎日変化します。美里グリーンベースはデータ管理された最新鋭の工場ですが、データだけでは不十分。直接レタスを目で見て、直接スタッフと話して判断すること、この”ソフトな部分”が非常に大切だと思います。
_レタスとヒト、両方の気持ちを理解するのが大切だということですね。美里グリーンベースで働く人たちの雰囲気についても教えてください!
ハッピー_美里グリーンベースのメンバーは皆明るくて、面倒見が良くて、とても良い雰囲気です。お互いがお互いを助け合う気持ちが溢れたメンバーが多いので、トラブルが起こったら誰かがカバーする、そんなチームだと思います。業務に取り掛かるときは、チームで円陣を組んで掛け声から始めます。チームとしての一体感が生まれてとても良い文化です。
_最後に美里グリーンベースの◯◯が好き!を教えてください!
ハッピー_私はマシンの機械音が好きですね!(笑) 播種機の空気圧が抜ける「プシュー」という音、定植マシンのアームの「カラカラカラ...」という音が特に好きです。
_マニアックですね!(笑) 私もあの音好きです!(笑) 読んでいる方には伝わらないと思うので、後日収音しておきます 。 ありがとうございました!


トリリンガルな働き者、ティカさん(設備管理チーム)
2人目はネパール人のティカさん。
休憩中にZoomを繋いでいただきました。日本語はまだ自信が無いそうなので、英語でインタビューに答えていただきました!
ケルン・ティカ・ラム
美里グリーンベース設備管理チーム所属。ネパール東部の第1州パンチタル郡Phidim出身。2022年に来日して現職。
アメリカのプロレス団体「WWE」のローマン・レインズの大ファン。学生時代はサッカー、バレー、水泳をやっていたので、運動が大好きなティカさん。最近はジム通いを始めたくて探しているそうです^^

_お昼休憩中にありがとうございます!今日はよろしくお願いします!
ティカさん_よろしくお願いします。こちらこそ、このような機会をいただき感謝しています。
_ところで、英語めちゃくちゃ上手ですね!どこで習ったんですか?
ティカ_私の英語はスクールレベルです。母国で習いました。ネパール人は全員が英語を話せるわけではありませんが、若い世代の人はリスニングは出来ると思います。
_驚きました。今日は是非色々教えてください。まず、ティカさんが日本に来られた経緯や、数ある求人の中から舞台ファームを選んだ理由を教えてください!
ティカ_以前から日本に行きたいと思っていました。日本は平和で成熟した国ですし、賃金も高い。第二次世界大戦後に急速に経済復興を実現したテクノロジー大国でもあります。舞台ファームを選んだのは、両親が農家だったということと、最新のテクノロジーを駆使した植物工場に惹かれて舞台ファームで働くことを決めました。今は仕事やこの環境にやりがいを感じていますし、とても幸せに思っています。
_そう聞けて私達もとても嬉しいです。とはいえ、異国の環境で大変なことも多いと思います。苦労している点も教えてください。
私の日本語はまだまだ未熟なので、業務でも生活面でも難しいことがあります。今もオンライン学習などで勉強中です。ただ、美里グリーンベースの先輩方は本当に優しくて、分からないことを丁寧に教えてくれます。本当に良くしてくださり感謝しています。
_ティカさんは特定技能実習生として来日されていますが、技術を学んで将来の夢などありますか?今後のキャリアプランを教えてください。
ティカ_2025年までは実習生として日本で働き、その後は母国ネパールに帰って農業関連で起業したいと考えています。私はネパールの東部出身で、キウイやカルガモンの生産が盛んな地域です。美里グリーンベースと同じようなテクノロジーを使えるかは分かりませんが、ここで学んだ事を活かしたいと思っています。
_最後に、「美里グリーンベースの◯◯が好き!」を教えてください!
ティカ_この工場の全てが好きです。私は工務(工場内の設備や機械の整備担当)をメインで担当していますが、収穫や栽培工区にも関わります。最先端設備のテクノロジーを日々勉強しています。このような機会に恵まれて本当に幸せに思っています。
_ありがとうございました!


工場の"オリジナルメンバー"、 高谷さん(工場管理チーム 総務経理班)
美里グリーンベースの総務・経理を担当している高谷さんにもお話を聞いてみました!
高谷 裕恵(たかや ひろえ)
美里グリーンベースの工場管理チーム 総務経理班所属。2021年の工場竣工当初からのメンバー。育児休業の期間を経て、2023年4月に復職。
神社やお寺を参拝し御朱印をいただくのが好き。コロナ前はよく出掛けていたそうです。一番遠くは熊本県の出水神社の御朱印。神社仏閣やお城の建造物の構造を見るのが好きなのだそう!

_高谷さんは「美里グリーンベース」の初期メンバーなんですよね!入社当初のことを教えてください!
高谷_私は美里グリーンベースの竣工と同時期の2021年7月に入社しました。事務スタッフとして採用されたのですが、初年度の美里グリーンベースは建設が完了していない区画も残っていて、事務メンバーもヘルプで設備調整などを行っていました。
_まさに初期って感じですね。高谷さんはその後1年間の育休に入られたんですよね。
高谷_はい。専務や社長に結婚と出産のことを相談したところ、産休の取得を快く勧めてくださいました。
_2023年5月に職場復帰されたとのことで、丸1年ぶりに帰ってきた美里グリーンベースはどうでしたか?
高谷_産休前は工場が稼働して間もない時期だったので、工場が正常に稼働して組織化されていることに驚きました。(工場稼働の)初期は各所でトラブルが絶えず、事務職採用されたメンバーも現場で作業を手伝ったりと日々大変なこともありました。今では社員も増えて各チームにスペシャリストがいて、業務領域も別れています。
_大変な時期を乗り越えて今の工場があるんですね!一緒に働く美里グリーンベースのメンバーについても教えてください。
高谷_美里グリーンベースはメンバー同士で助け合う文化があると思います。子育ての関係で今は時短勤務をさせていただいているのですが、子供の体調不良の時などは早上がりを勧めてくださったり、気にかけていただけるので大変助かっています。
_最後に、「美里グリーンベースの◯◯が好き!」を教えてください!
高谷_私は緑を見ながら働ける環境が好きです。入社理由の1つとして、野菜の緑が見れる環境で働けることがありました。工場内のレタス栽培エリアに行くと一面が緑なのでリフレッシュできます。あと、工場内の機械が止まってシーンとなる時間帯も好きです。普段は事務所にいますが、お昼休みのタイミングなど機械音が止まって工場が静まりかえる時が好きです。
_ありがとうございました!
◎高谷さんの好きな景色
↓竣工前の美里グリーンベースの写真を送っていただきました。レタスが植えられていません。初期メンバーしか見ることのできない貴重な写真ですね^^


編集後記
美里グリーンベースは老若男女、国籍もさまざまなダイバーシティ溢れるスタッフが在籍していますが、それぞれが思いやりのある方々が集まったチームということがインタビューをする中でも伝わってきました。日本最大級の植物工場として、その規模や工場のハードの部分が注目されますが、その工場を支えるスタッフ・チーム・ビジョンや意義など「ソフト」の部分がとても大切だと感じます。舞台裏で文字通り、今後も会社の裏側を伝えていけたらと思います。(西古)
美里グリーンベースでは新たな仲間も募集中!
美里グリーンベースでは人員を積極採用中!
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