バイヤー経験を活かして、野菜の仕入れをアップデート!(社員インタビューVol.4)

舞台ファームグループで働く人について、社員インタビューをしていきます。どんなメンバーが舞台ファームグループで働き、どのような仕事をしているのか情報を発信していきます。

今回の社員インタビューは、カットサラダの原料となる野菜の仕入れや、コンビニで販売している商品開発を担当する渡邊課長です。スーパーマーケットでの仕入れ担当(以下バイヤー)の経験を活かしながら、舞台ファームで働く渡邊さんのこれまでの歩みを振り返りながら、今後の目標などを聞きました。

◆渡邊さんのプロフィール

 営業部 兼 原菜販売部 渡邊課長

宮城県七ヶ浜町出身。前職はスーパーマーケットに勤務。バイヤーとして野菜の仕入れや人員教育なども行なっていた。舞台ファームに入社後は、野菜の仕入れや野菜・果物を使用した新商品の開発・提案を行なっている。趣味は車のDIYやスポーツ観戦など。

レタスちゃん

渡邊さんは休みの日に、野球やサッカーなど様々なスポーツを観戦するんですって。スタジアムグルメも楽しみの一つだそうです。

ーーバイヤーになったきっかけ、仕入れとはどんなことをしているんですか?

前職の上司から、「渡邊、来週からバイヤーな!」と言われ、その一声でバイヤーになりました。

バイヤーは需要と供給の"バランサー"です。原料となる野菜が足りなければ、コンビニへの納品ができませんので、なんとしても原料を集めます。逆に予測より商品の発注が少なければ、過剰在庫になり、最悪の場合廃棄することになりますので、バランスをみて各仕入れ先と調整をしています。

野菜や果物のバイヤーという仕事は、自然と人が相手なので調整は難しいですが、週に2、3日は市場に足を運び、値決めの価格は適正なのか?市場に異変はないか?など、情報収集を行ないます。また、コミュニケーションがとても大切な職種でもあります。発注前には必ず仕入れ先の状況を確認するので、多い日だと1日に50件近くも電話のやりとりをすることもあります。

太さや曲がり具合などネギの品定めをする渡邊課長
値段と品質についてサプライヤーと打合せをしている
ーー舞台ファームへ入社したきっかけを教えてください。

前職在職中に、青果物と関わる中で舞台ファームの存在を知りました。舞台ファームから農業の未来を感じ、私自身のライフワークとして関わりたいと入社を考えはじめました。入社して約1年になりますが、農業会社として常に変革を起こし続ける舞台ファームでは、常に変化対応や瞬発力が求められます。私も今までの経験を活かしながら、常に求められることと、それ以上に応えられるよう努めています。

ーー「原菜販売部門」とはどんな事業部ですか?

原菜販売部門とは大きく分けて2つの業務を行っています。

1つ目はカットサラダなどの原料となる野菜(原菜)の仕入れと管理を行う業務です。舞台ファームはセブン-イレブンにカットサラダと野菜・果物の納品を行っています。365日毎日納品するので、十分な原料の確保、また、品質の高い商品を毎日お客様にお届けするために、低温にて管理(コールドチェーン)を行い、鮮度保持を徹底しています。

2つ目は原菜を販売する業務です。セブン-イレブンでは野菜や果物の販売を行っています。舞台ファームがサプライヤー(仕入れ先)から仕入れた原菜をコンビニ用に加工、商品化します。大根など大きな野菜は半分に切って袋に詰める。果物はちょうどいい量でパック詰めするなど、コンビニで買い物する人の需要に合わせた商品を製造しています。季節の果物や、地域に特色のある野菜など、他のコンビニと差別化を図れるような商品の提案も合わせて行っています。

定番野菜や季節の果物などを仕入れ、袋詰め、ラベル貼り、検品をして商品化をする。

ーー仕事のやりがいを感じる時はどんな時ですか?

セブン-イレブンで販売している野菜・果物の新商品開発や提案などを担当していますが、自分の提案が通ったときや、自分が仕入れた商品の受注がたくさん入ったときは、やりがいに感じます。そして、お店に並んだ商品を実際に見た時はやっぱり嬉しいです!

原菜販売部の人員をまとめ、管理する業務も担当していますが、部署内のスタッフから『業務指示が分かりやすい』などのフィードバックをもらう時はとてもやりがいを感じます。年齢とともに褒められる機会も減りますが、何歳になっても褒められた時は活力になりますね。

ーー今後の目標を教えてください。

舞台ファームが農業会社として築いてきたことを、継承する仕組みを作りたいです。舞台ファームは今まさに成長を続ける会社。組織が成長するときには必ず成長痛を伴います。自分が前線に立って学んできたことや対応してきたことをチームへ落とし込むことで、トラブルに対して組織で対処できる力強い仕組みを作っていきたいです。

ーーありがとうございました。

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